秋田・能代出張

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2021/01/24

2020/0827から1211まで

能代出張

能代火力発電所

東北電力のライフライン新設工事

概要編集

オイルショック後に国の石油不足対策を目的として設置された。1993年(平成5年)5月に1号機が運転を開始し、その後3号機までが建設された。温暖化対策のため、木質バイオマス(林地残材)の混焼が行われている。

2号機は、発電効率向上のため、主蒸気温度566℃、再熱蒸気温度593℃、主蒸気圧力24.1MPaとした東北電力初の超々臨界圧ボイラーおよび蒸気タービンを採用した。

3号機の建設計画は、今後の景気動向に絡む電力需要を含む需要変動リスク、ならびに国内や世界的な二酸化炭素削減に向けた規制措置の動向を見通すことが依然として険しいとして、2028年(令和10年)以降の着工・運転開始とされ[1]事実上凍結されていた。しかし東日本大震災後の電力安定供給・発電コスト削減を目的として計画再開し、2016年(平成28年)2月に着工、2020年(令和2年)3月に営業運転を開始した

発電設備編集

  • 総出力:180万kW[8]
  • 総面積:約109万m2
1号機
定格出力:60万kW
使用燃料:石炭、木質バイオマス
蒸気条件:超臨界圧Super Critical)
熱効率:約45%(低位発熱量基準)[9]
営業運転開始:1993年(平成5年)5月
2号機
定格出力:60万kW
使用燃料:石炭、木質バイオマス
蒸気条件:超々臨界圧Ultra Super Critical)
熱効率:約45%(低位発熱量基準)[9]
営業運転開始:1994年(平成6年)12月
3号機
定格出力:60万kW[10]
使用燃料:石炭[10]、木質バイオマス
蒸気条件:超々臨界圧(USC)[10]
熱効率:約46%(低位発熱量基準)[9]
運転開始(試運転):2019年(令和元年)8月1日[11]
営業運転開始:2020年(令和2年)3月2日[7]

 

 

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